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ASUS、軽量化した教育向けChromebook
2025年6月9日 17:47
ASUSは、法人・教育機関およびGIGAスクール向けChromebookとして「ASUS Chromebook CZ11 Flip(CZ1104F)」、「ASUS Chromebook CR11 Flip(CR1104F)」、「ASUS Chromebook CR12 Flip(CR1204F)」シリーズを発表した。いずれも2025年末頃に発売予定。詳しい発売時期や価格などの詳細は法人専用窓口にて受け付ける。
CZ11 Flip(CZ1104F)シリーズの軽量モデル
CZ1104FM2A-NS0180/0182は、2024年2月発表のCZ1104Fモデルよりも105g軽量化されたChromebook。
幼稚園から高校までの教育利用を想定しており、360度回転するヒンジを搭載し、TUV Rheinlandの目の保護認証を取得。11.6型1,366×768ドット/60Hz液晶を搭載している。
主な仕様は、CPUがMediaTek Kompanio 520、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC、OSがChromeOS。
インターフェイスは、USB 3.2 Gen 1 Type-C(USB PD対応)、USB 3.2 Gen 1 2基、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、HDMI、音声入出力を備える。Webカメラは92万画素の前面カメラと503万画素の背面カメラを搭載。
本体サイズは約296.9×213×21.1~21.2mm、重量は約1.295kg。ASUS USI PenまたはASUS Passive Penが付属する。
6月11日から13日まで開催される第8回 EDIX(教育総合展)大阪で先行展示される。
CR11 Flip(CR1104F)シリーズ、CR12 Flip(CR1204F)シリーズ
ASUS Chromebook CR11 Flip(CR1104F)シリーズとASUS Chromebook CR12 Flip(CR1204F)シリーズは、いずれもIntel N150を搭載したChromebook。
幼稚園から高校までの教育利用を想定しており、Corning Gorilla Glassを搭載し、米軍軍用規格MIL-STD 810H準拠の耐久力を持ち合わせているという。モジュール設計を採用し、キーボード、バッテリ、パネル、カメラモジュールなどの主要部品を均一なネジサイズと簡単な工具を使用して交換できる。
CR11 Flipは11.6型1,366×768ドット/60Hz、CR12 Flipは12.2型1,920×1,080ドット/60HzのワイドTFT液晶を搭載。
共通の主な仕様は、CPUがIntel N150、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC、OSがChromeOS。
インターフェイスは、USB 3.2 Gen 1 Type-C 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、HDMI、音声入出力を搭載。Webカメラは92万画素の前面カメラと1,312万画素の背面カメラを備える。
本体サイズは約296.9×213×21.1~21.2mm、重量は約1.45kg。ASUS USI Penが付属する。
同一液晶サイズでWindows 11 Pro Education搭載モデルの「ASUS BR1104FTA」シリーズ、「ASUS BR1204FTA」シリーズも同時発表。本体サイズやCPUは同一で、ストレージは128GB UFS、メモリは8GB、ペンがASUS Penにそれぞれ変更されている。
いずれのモデルも、用途や予算に合わせて構成を変更できる。